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マルコ・ポーロ(Marco Polo)の英語&和訳のおすすめ名言と人物像
ジパングをヨーロッパに紹介した商人マルコ・ポーロの言葉-お気に入り
(1)Travel is my school. I judge from the eye and think by the head.(旅は私の学校だ。自分の目で見、自分の頭で考える。)
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西洋での「東洋ブーム」の火の付け役マルコ・ポーロの功績・生涯・エピソード
【空想物語として読まれた「世界の記述」】
1271年から24年間にわたる大旅行を終えたマルコ・ポーロが、戯作者ルスティケロに筆録させた旅行記が「世界の記述(東方見聞録)」である。「黄金の国ジパング」としてヨーロッパに初めて日本を紹介し、コロンブスに探検航海を決意させたこの書物は、マルコ・ポーロの存命中から大変な人気を博した。その証拠に、古いフランス語で書かれていたとされる原本は失われているものの、同書はラテン語やイタリア語、スペイン語、ドイツ語などに翻訳され、現在までに約140もの写本が見つかっているのだ。
しかし、「世界の記述」が人気になったのは地理学や博物学上の興味からではなかった。当時の人々は、これを空想上の冒険物語として読んだのである。読者だけではない。1392年にフィレンツェで書かれた写本には、写筆者のあとがきとして「この内容は、私にとっては信じ難く、奇跡というよりは嘘に近いと思われる」などと記されていた。
13世紀前半にモンゴル帝国の侵入。受けたことなどにより、中央アジアに「蛮族」の暮らす草原が広がっていることは中世ヨーロッパ人にも広く知られていた。しかし、さらにその先にいくつもの大都市が栄え、西洋の諸都市のしのぐほどの文化と富を享受きている、などということは、当時の人々にとって、にわかに信じられるものでなかったのである。
【嘘つき呼ばわりされるも自説をまげず】
このため、生前のマルコ・ポーロもしばしば嘘つき呼ばわりされた。帰国後の彼には「イル・ミリオーネ(100万の男)」なるあだ名がつけられたが、これは、中国から持ち帰った品で100万リラの富を得たから、という説のほかに、「大ハーンの収入は1000万から1500万リラ」「人口は100万人」と、何でも100万単位で語ったことを揶揄したものという説もある。
一方のマルコ・ポーロ本人は、嘘つき呼ばわりされても頑強に「『世界の記述』は自分がみた事実だ」と主張き続けた。彼の臨終に際して、文中の真実と思われない部分を削除してはどうかの勧める友人に対しても、マルコ・ポーロは「(あの本には)私がみたものの半分わ書いていない」と答えたのだという。彼のこの言葉が真実だと認められるのは、東洋に関してより多くの情報が伝わるようになった約100年後のことである。
※初回投稿日:2018年8月3日
名前: | マルコ・ポーロ |
Name: | Marco Polo |
生まれ: | ヴェネツィア共和国 |
生年月日: | 1254年 |
職業: | 冒険家 |
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マルコ・ポーロ(Marco Polo)の名言・格言・言葉 一覧
My heart beats as much as I can breathe.
呼吸できる分だけ、私のハートは鼓動する。
Travel is my school. I judge from the eye and think by the head.
旅は私の学校だ。自分の目で見、自分の頭で考える。
The true sweetness of wine is one flavor.
ワインの甘さは、個々に異なる良さを持っている。人も然り。
I have not told half of what I saw.
私が見たものの、半分も話していない。