「愛」それこそが、天才の神髄である|モーツァルトの名言21選で知る天才の音楽観[英語と和訳]

モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の英語&和訳のおすすめ名言と人物像

神童と呼ばれた天才音楽家、モーツァルトの言葉-お気に入りBEST3

(1)The shorter way to do many things is to do only one thing at a time.(多くのことをなす近道は、一度にひとつのことだけすることだ。)
(2)I’m not an aristocrat, but I have a high heart which excels an aristocrat, too. It isn’t status and is a heart to raise man.(僕は貴族ではないが、貴族にもまさる高貴な心をもっている。人間を高めるのは、身分ではなく、心だ。)
(3)I pay no attention whatever to anybody’s praise or blame. I simply follow my own feelings.(他人の賞賛や非難など一切気にしない。自分自身の感性に従うのみだ。)

モーツァルトの生涯・功績・エピソード

【人生の4分の1はヨーロッパ各地を旅した】
35歳の若さで亡くなるまで数々の作品を残したモーツァルトには、3歳でピアノを弾き始め、5歳でメヌエットを、11歳でオペラを作曲したなど、天才ぶりを示す数多くのエピソードがある。14歳のときには「ミゼレーレ」という複雑な宗教曲を1度聞いただけで安慶し、楽譜に書き起こして周囲を驚かせた。モーツァルトの父、レオポルトは息子のこうした才能を披露することで名声を得ようとして、1762年には6歳のモーツァルトを連れてミュンヘンのバイエルン選帝侯やウィーンのマリア・テレジアの御前で演奏している。それ以降モーツァルトの少年時代は旅の連続であり1762年から1772年までの10年間で自宅のあるザルツブルグにいた期間は3年ほどであった。成人してからは職を得るために各国の宮廷をめぐる旅に出ており生涯における旅の期間は10年だった。モーツァルト31歳のときには、17歳のベートーヴェンを指導したが、ベートーヴェンの母の死により短期間で師弟関係は終わった。

【王女にプロポーズし女帝にキスする無邪気さ】
旅先から父などに送られた手紙も膨大にあり、モーツァルトの素顔を知る貴重な手掛かりになっている。よく言えば作品と同じく天衣無縫、悪く言えば悪ふざけの過ぎる子供といった一面がある。従姉妹のマリア・アンナ・テークラに書いた手紙では「あなたの鼻にうんこします」というものが多数残っていたり、妻のコンスタンツェにも卑猥な内容の手紙をたくさん送っている。また、「俺の尻をなめろ、きれいにきれいにね」というタイトルの曲まで作曲している。1762年にウィーンのシェーンブルン宮殿で演奏した時、足を滑らせて転んでしまった6歳のモーツァルトは王女マリー・アントワネットに助け起こされるが、この時大胆にも王女に向かって「ありがとう、君をお嫁さんにしてあげる」と言ったという。また女帝マリア・テレジアの膝に飛び乗り首に手を回してキスをしたとも言われる。

【代表的作曲】
オペラ:「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」、交響曲:第41番「ジュピター」、セレナード:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

【モーツァルトの関係人脈】
父:レオポルト・モーツァルト(1719~1787)
ザルツブルグ大司教領の宮廷オーケストラに所属した、優秀なヴァイオリニストとして知られていた。また、「ヴァイオリン奏法」などを著した音楽理論家でもあり、幼いモーツァルトの才能をいち早く見抜き、最高の音楽教育を施した。幼少期のモーツァルトの作曲は、レオポルトによって楽譜に書き起こされている。

同時代人:ゲーテ(1749~1832)
「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」などを著し、ドイツ古典主義を大成した作家。フランクフルトで行われたモーツァルトのコンサートの観客の中に、当時14歳のゲーテがいた。

※初回投稿日:2018年2月2日

名前:モーツァルト
Name:Wolfgang Amadeus Mozart
生まれ:オーストリア ザルツブルク ゲトライデガッセ
生年月日:1756年1月27日
職業:音楽家

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モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の名言・格言・言葉 一覧

I am one of those who will go on doing till all doings are at an end.私は、やることのすべてを終えるまでやり続ける派の人だ。Wolfgang Amadeus MozartI am one of those who will go on doing till all doings are at an end.
私は、やることのすべてを終えるまでやり続ける派の人だ。

 

The main matter is most indispensable in music and most difficult, and the tempo.音楽においてもっとも不可欠でもっとも難しく、主要な事柄はテンポだ。Wolfgang Amadeus MozartThe main matter is most indispensable in music and most difficult, and the tempo.
音楽においてもっとも不可欠でもっとも難しく、主要な事柄はテンポだ。

 

Music should never be painful to the ear but should flatter and charm it, and thereby always remain music.音楽は決して耳ざわりであってはならない。むしろ耳を満足させ楽しみを与える、つまり常に「音楽」でなくてはならない。- モーツァルトの手紙よりWolfgang Amadeus MozartMusic should never be painful to the ear but should flatter and charm it, and thereby always remain music.
音楽は決して耳ざわりであってはならない。むしろ耳を満足させ楽しみを与える、つまり常に「音楽」でなくてはならない。- モーツァルトの手紙より

 

A little difference, importantly.わずかの違いを大切に。Wolfgang Amadeus MozartA little difference, importantly.
わずかの違いを大切に。

  Our riches, being in our brains.私達の財産、それは私達の頭の中にあります。Wolfgang Amadeus MozartOur riches, being in our brains.
私達の財産、それは私達の頭の中にあります。

  Believe me, I do not like idleness but work.信じてください、怠惰は好きではない、仕事が好きなんだ。Wolfgang Amadeus MozartBelieve me, I do not like idleness but work.
信じてください、怠惰は好きではない、仕事が好きなんだ。

  Neither a lofty degree of intelligence nor imagination nor both together go to the making of genius. Love, love, love, that is the soul of genius.高尚な知性や想像力、あるいはその両方があっても天才の形成に至りはしない。愛、愛、愛。それこそが、天才の神髄である。Wolfgang Amadeus MozartNeither a lofty degree of intelligence nor imagination nor both together go to the making of genius. Love, love, love, that is the soul of genius.
高尚な知性や想像力、あるいはその両方があっても天才の形成に至りはしない。愛、愛、愛。それこそが、天才の神髄である。

  If I get married, it’s being separated variously. So far, that half was mysterious.結婚したらいろいろ分かってきますよ。いままでは半分謎だったことが。Wolfgang Amadeus MozartIf I get married, it’s being separated variously. So far, that half was mysterious.
結婚したらいろいろ分かってきますよ。いままでは半分謎だったことが。

  The musician who doesn’t travel is unfortunate.
旅をしない音楽家は不幸だ。

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