目次
ルイ14世(Louis XIV)の英語&和訳のおすすめ名言と人物像
太陽王ルイ14世の言葉-お気に入り
There is little that can withstand a man who can conquer himself.(自分自身に打ち勝つことができる人に抗うことができる人はほとんどいない。)
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フランス絶対王政の体現者 太陽王ルイ14世の功績・生涯・エピソード
【少年時代に刻まれた逃亡生活の苦い記憶】
4歳8ヶ月で即位し、72年という歳月をフランス王として生きてきたルイ14世は、「朕は国家なり」の言葉どおり、絶対君主の典型として歴史に名を残している。そんな彼の人生に大きな影響を及ぼしたのが、1648~53年にかけて起きたフロンドの乱だ。
これは、宰相マザランの進める中央集権化政策に対し、パリ高等法院(最高司法機関)や貴族、さらには増税に苦しむ民衆が蜂起した反乱で、マザラン邸などに投石が行われたことから「ふろんど(パチンコのようなおもちゃの当石器)」の名前がつけられた。反乱勃発当時10歳だったルイ14世は騒乱のパリから逃亡を余儀なくされ、1652年10月まで国内を転々とする。多感な少年時代を逃亡生活で過ごしたことは人格形成に大きな影響を及ぼすこととなり、彼は人間不信に陥った。晩年には、孫に対して「誰に対しても愛着をもってはいけない」などと論しているほどである。
マザランの死後の1661年、ルイ14世は親政を開始するが、このとき彼は国政から貴族や法官を遠ざけ、身分に関係なく選んだ優秀な人材を直属の国務大臣大臣として、集権的な官僚システムをつくり出す。これが、人間不信の裏返しとしてでき上がったフランス絶対王政だった。
【”偶像化”と”儀式化”はルイ14世流こ人心掌握術】
壮麗なヴェルサイユ宮殿を築いたのも、苦い記憶の残るパリを嫌ったためだという。
1682年に完成したこの宮殿で、ルイ14世は宮廷内の儀礼(エチケット)を事細かく定め、高級官僚や貴族たちをかしかしずかせた。人を信じられない彼には、自らを偶像として崇拝させることが最も現実的な統治方法だったようだ。事実、親政開始直後の1662年にら太陽をモチーフとしたバレエの衣装をつくらせるなど、自身の偶像化を始めている。
自身が偶像なら、その日常生活は儀式でなければならない。そのため、彼の生活は起床から就寝まで毎日寸分違わぬ秩序立ったものとなっていた。事実、ルイ14世の治世を記録した「回想録」の著者サン・シモンなどは「歴と時計があれば、300里離れた場所でも王が何をしているかわかる」と述べている。
※初回投稿日:2018年7月18日
名前: | ルイ14世 |
Name: | Louis XIV |
生まれ: | フランス |
生年月日: | 1638年9月5日 |
職業: | 王 |
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ルイ14世(Louis XIV)の名言・格言・言葉 一覧
I am the state.
朕は国家なり。
It is legal because I wish it.
朕が望んだゆえ、それは合法なのだ。
I could sooner reconcile all Europe than two women.
2人の女を和合させるより、全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう。
There is little that can withstand a man who can conquer himself.
自分自身に打ち勝つことができる人に抗うことができる人はほとんどいない。
That’s what troubles me: I should like to suffer more for the expiation of my sins.
朕は、朕の罪の償いのため、もっと苦しむべきなのだ。それが朕の悩みだ。
Every time I appoint someone to a vacant position, I make a hundred unhappy and one ungrateful.
朕が空席に誰かを任命する時にはいつも、100人を不幸にし1人に不満を抱かせてしまう。
Ah, if I were not king, I should lose my temper.
ああ、もし朕が王でなければ、激怒するであろう。
I am dying, but the state remains.
朕は死にゆくが国はのこるのだ。