目次
ジョージ・ソロス(George Soros)の英語&和訳のおすすめ名言と人物像
投資家ジョージ・ソロスの言葉-お気に入りBEST3
(1)I chose America as my home because I value freedom and democracy, civil liberties and an open society.(私は自由と民主主義、市民の自由と開かれた社会を大切にしているので、アメリカを私の家として選んだのだ。)
(2)The worse a situation becomes the less it takes to turn it around, the bigger the upside.(状況が悪くなればなるほど、ひっくり返すのは簡単になり、儲けも大きくなる。)
(3)An open society is a society which allows its members the greatest possible degree of freedom in pursuing their interests compatible with the interests of others.(開かれた社会とは、他人の利益と両立して自己の利益を追求するうえで、人々が最大の自由を得ることができる社会である。)
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ジョージ・ソロスの功績・生涯・エピソード
【ジョージ・ソロスの略歴】
ジョージ・ソロスは、ハンガリーのブダペスト生まれのハンガリー系ユダヤ人の投資家・慈善家である。ソロスが10代の時、第二次世界大戦中のナチス・ドイツのハンガリー侵攻、ハンガリーのユダヤ人ホロコーストが始まった、そしてブダペストで行われたナチス・ドイツ軍とソ連軍による熾烈な市街戦を生き延びた。戦後、戦火で荒廃しソ連に占領された祖国から逃れ、19歳の時にイギリスに入国してロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに入学。学費と生活費をすべて自分で稼ぐ必要があったソロスは、昼は駅で貨車の積み込み、夜はウェイターをしてなんとか生きて行く金を稼ぐ苦学生であった。卒業後、ニューヨークに移り住みウォール街で証券会社 F.M.マイヤーの仕事を得た。15年間はいろいろ転職をしながらトレーダーとしての経験値をあげていった。
1973年にソロス自身のファンド「ソロス・ファンド」(後の「クォンタム・ファンド」)を設立した。投資家から1200万ドルの資金を集めて始めたこのファンドは1980年には4億ドルになった。(利回り約3,300%、元本の33倍)しかし翌年には大きな損失を出し資金は半減、1982年の運用実績はマイナス22%となった。
ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャーズと並び世界三大投資家と称されることもあり、バフェットとは特に多数の投資術や投資語録を題材として書籍化されている。
【ジョージ・ソロスの再帰性理論】
ソロスは自身が投資家として成功したのは「再帰性理論」のおかげであるとたびたび言及している。考えの基本にあるのは、1.市場はいつもある方向にバイアス(偏ってる)している。2.市場の現在の状況は、市場の将来の展開に影響を与える。
再帰性とは1つには物事に対する見方であって、すべての物事に当てはまる一般的理論を意味するものであり、もう1つは、断続的にしか発生しないが、ひとたびそれが起こると、歴史が作られるような現象を指していると言っている。
【イングランド銀行を潰した男の異名(The Man Who Broke the Bank of England)】
1992年9月13日、EU加盟国の共通通貨ユーロの為替システムの構築が進む中、100億イギリス・ポンドを売り払う。ドイツ・マルクとの固定レートが崩れるほどの巨額のポンドが売られてしまったイングランド銀行は、為替介入はもちろん、1日に二度の公定歩合の引き上げなどを行ったが、この大量のポンド空売りにより、3日後、イギリスのユーロ構想からの離脱、つまりEU内の固定相場制を終えることになった。
【「開かれた社会のために」ジョージ・ソロスの慈善活動家としての顔】
ソロスは、1979年に寄付を開始し、東欧の共産主義と闘うために1984年に故郷ハンガリーに財団を設立。自身の過酷な戦争体験を持つソロスは独裁的な政府が支配する場所で「オープン・ソサエティー(開かれた社会)」を育むことを願った。オープン・ソサエティー財団は、アフガニスタンや南アフリカなど40を超える財団や事務所のネットワークを通じて運営。難民支援や公衆衛生関連活動などの資金を提供している。米国でも、リベラル派や民主党が推す活動に多額の寄付があり、2017年には「オープン ・ソサエティー財団」に180億ドル(約2兆円)近い資金を移管し、ビル・ゲイツ夫妻のビル&メリンダ・ゲイツ財団についで全米で2番目に大きな慈善財団となった。
若き日のソロスが、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで出会った本、カール・ポパーの「開かれた社会とその敵」は、ジョージ・ソロス氏のその後の人生に大きく影響を与えたとされており、ソロスがここまで成功できたのも自分を信じて挑戦し、壁にぶち当たっても再び立ち上がる力を養ってきたからこそ、現在の巨万の富を得ることができたと思われます。
※初回投稿日:2018年5月13日
名前: | ジョージ・ソロス |
Name: | George Soros |
生まれ: | ハンガリー ブダペスト |
生年月日: | 1930年8月12日 |
職業: | 投資家 |
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ジョージ・ソロス(George Soros)の名言・格言・言葉 一覧
I chose America as my home because I value freedom and democracy, civil liberties and an open society.
私は自由と民主主義、市民の自由と開かれた社会を大切にしているので、アメリカを私の家として選んだのだ。
A full and fair discussion is essential to democracy.
十分かつ公正な議論は、民主主義に不可欠である。
Cryptocurrency is a misnomer and is a typical bubble, which is always based on some kind of misunderstanding.
暗号通貨(仮想通貨)という名前は間違った呼称だ、常に何らかの誤解に基づいた典型的なバブルだ。
Markets are constantly in a state of uncertainty and flux and money is made by discounting the obvious and betting on the unexpected.
マーケットは常に不確定で流動的な状態にあり、金は、誰にも明らかなことは割り引いて予想外なことに賭けることによって作られるのさ。[出典:ソロス―世界経済を動かす謎の投機家(1995年)]